NetSkateKoban Q&A集

1-24. イントラネット内部から参照できる NTP サーバが無いため、センサの時計とマネージャの時計の同期がとれません。

NetSkateKoban は、センサから送られてくる端末検知情報に含まれる“端末検知時刻”をもとに端末検知時刻の管理を行っています。センサとマネージャの時計がずれてしまうと、履歴情報の信頼性に問題が出たり、端末を検知してもネットワーク地図に表示されなかったり、表示されてもすぐに消えてしまう等の問題が発生します。

この様な問題が発生しないように、通常は NTP サービスを利用してマネージャとセンサの時計の同期を取るように設定しますが、どうしても NTP サービスが利用できない場合には、Ver.3.1 から、センサの時計ではなく、マネージャの時計のみを使って端末の検知時刻を管理することが可能になりました。

具体的な設定方法ですが、 マネージャの設定ファイル config/manager/terminalDetection.conf 内の DETECTED_TIMESTAMP 行の設定を、MANAGER とします。 (「NetSkateKoban v4.3 リファレンスマニュアル管理編」 “13.2.15 config/manager/terminalDetection.conf”)

これにより、センサから通知される端末の検知時刻情報が無視され、“マネージャに通知された時点”のマネージャの時計を用いて端末検知時刻の管理をする様になります。

(更新日:2009/9/10)

[マネージャの時計を利用する場合]

DETECTED_TIMESTAMP=MANAGER

[センサの時計を利用する場合(デフォルト値)]

DETECTED_TIMESTAMP=SENSOR


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