NetSkateKoban Q&A集

1-31. [マルチVLANセンサ] センサ専用ポートを接続する trunk ポートから監視対象以外の VLAN パケットも観測されるため、未登録センサ警告が発生してしまいます。

スイッチの trunk ポートにおいて特定 VLAN-ID のみの入出力設定が行えない場合には、マルチVLANセンサのパケットフィルタ機能を利用することで、特定 VLAN-ID のネットワークのみを監視対象とすることができます。

具体的には以下の手順で監視対象となる複数の VLAN-ID を登録し、センサを再起動します。

(1) マルチVLANセンサの Web UI にログインし、“Sensor Configuration”→“Packet Filter” 画面を開きます
(2) 端末監視に用いるインターフェース(eth0, em1 等)の “Network Filter (ACCEPT)” 欄に、以下のフォーマットで VLAN-ID 情報を記述します

0.0.0.0/0.0.0.0,<VLAN-ID番号>

(3) “Save”ボタンをクリックし、設定を保存します
(4) マルチVLANセンサを再起動します

なお、本設定を行いますと、当該インターフェースにおける IPv6 アドレスの利用監視が無効となりますのでご注意ください。

(更新日:2018/05/29)

例)VLAN-ID 50, 60, 70, 80, 90, 100 番のネットワークのみを監視する場合には、
以下の6行を“Network Filter (ACCEPT)” 欄に記述します。

0.0.0.0/0.0.0.0,50
0.0.0.0/0.0.0.0,60
0.0.0.0/0.0.0.0,70
0.0.0.0/0.0.0.0,80
0.0.0.0/0.0.0.0,90
0.0.0.0/0.0.0.0,100


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