NetSkateKoban Q&A集

3-13. Koban センサの動作監視機能(Kobanセンサ監視ステータス)について、どの様な監視を行っているのか教えてください。

Kobanセンサの場合は、NetSkateKobanマネージャが一定間隔で各Kobanセンサの動作状況をポーリングすることで監視を行っています。ポーリングは、デフォルト設定では60秒間隔で行っています。

その際、以下の条件を検知した時点で、警告の表示(「Kobanセンサ監視ステータス」画面)とメールの通知を行います。

(1) センサとの通信が確立され、センサプロセスに異常が検知された場合

=> プロセス停止

(2) センサとの通信が確立できなかった場合(デフォルト設定では2回連続で)

=> ホスト不到達 (Ver.4.0 では“ネットワークエラー”)

(3) センサとの通信は確立できたが、センサ監視機能との通信が行えなかった場合

=> 接続不可

(4) Koban センサが稼動しているマシン自体にエラー(メモリー不足等)が発生している場合

=> システムエラー

SwiMonセンサの場合は SNMP アクセスが到達不能な場合、および必要な MIB 情報が取得できない場合に警告が行われます。

その後、警告の状態が続いている間はメール通知を行いませんが、センサとの通信が確立されセンサプロセスの復旧が確認された時点で、表示の更新と復旧通知メールの送信を行います。

Kobanセンサの動作監視における動作状況確認間隔時間および「ホスト不到達」の警告を通知するまでの通信確立不能回数については、設定ファイルにより設定を変更することが可能です。(「NetSkateKoban v4.3 リファレンスマニュアル管理編」 “13. 補足” → “13.2. Kobanマネージャの設定ファイル” 節参照)

設定を変更される場合には、動作状況確認間隔時間は最大でも 180 秒までとしてください。また、設定ファイルを変更した場合には、NetSkateKobanマネージャを再起動することで設定が反映されます。

(更新日:2011/01/12)

[config/manager/sensorMonitor.conf]

1. インストール直後
 INTERVAL=60
 NETWORK_ERROR_THRESHOLD=2

2. 設定例(監視間隔を120秒、「ホスト不到達」を通知するまでのエラー検知回数を連続5回に変更)
 INTERVAL=120
 NETWORK_ERROR_THRESHOLD=5


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