NetSkateKoban Q&A集

4-24. NetSkateKobanセンサで監視しているセグメントで、ネットワークに接続されていてもなかなか地図に表示されない端末があります。

NetSkateKobanセンサは、端末が送信する ARP や DHCP パケットを受信することで端末の検知を行っています。

不正端末がネットワークに接続された際には、通信に先立ち、かならず DHCP や ARP パケットを送信しますので、接続の検知や阻止は問題なく行われます。

しかし、定常的にネットワークに接続されている機器の場合、そもそも通信を行わなかったりデフォルトゲートウェイ経由の通信がほとんどの端末(シンクライアント等)、NASサーバやプリンタサーバ、インテリジェントL2イーサネットスイッチ等の自発的な通信を行わない機器等は、ほとんどARP パケットを送信しないという性質があり、ネットワーク地図等に表示されなくなる場合があります。

この様な機器のネットワークへの接続状況を常に検知、表示したい場合には、NetSkateKoban センサの “アクティブ検知機能” を利用してください。

この機能を利用することで、センサは設定されたIPアドレス範囲に対し定期的に ARP リクエストを行い、上記の様な性質をもつ端末であっても確実に検知、表示することができる様になります。

(更新日:2010/05/19)


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