NetSkateKobanは、異なるネットワークセグメントで同じMACアドレスの端末が検知された場合に、"端末がネットワークセグメントを移動した"(以下、「端末の移動」)と判定します。
「端末の移動」の具体的な判定条件と結果は以下の通りです。
条件1 | 条件2 | 条件1のあとに条件2が発生したときの結果 |
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監視ネットワーク1で(MACアドレスA - IPアドレスa) 端末が検知される |
監視ネットワーク2で(MACアドレスA - IPアドレスb) 端末が検知される |
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複数のVLANを利用している場合、ルータ、レイヤ3スイッチおよびサーバマシン等において "各VLANのレイヤ3インターフェースのMACアドレスは同一" かつ "各VLANのレイヤ3インターフェースのIPアドレスは異なる" となることがあります。
これらのインターフェースが検知されると、「端末の移動」判定が続けて起こるため、端末接続履歴にレコードが大量に保存されます。
NetSkateKobanマネージャで以下の設定をすることで、端末接続履歴の大量保存を防ぐことができます。
1. 「ツール > Kobanブラウザ > 端末接続履歴一覧(過去)」から「端末接続履歴一覧(過去)」を表示します。 2. 表示中の一覧から、端末接続履歴が大量に保存されてしまうルータ、レイヤ3スイッチおよびサーバマシン等のMACアドレスを確認します。 3. 「設定 > マネージャ設定 > 例外MACアドレスの登録」から設定画面を表示します。 4. 2で確認したMACアドレスを、「例外MACアドレスリスト」に追加します。 ※ 「例外MACアドレスリスト」に追加したMACアドレスはNetSkateKobanの監視対象からは除外されます