Language
NSK.ico

NetSkateKoban Enterprise FAQ

分類
2. 機能/運用
FAQ番号
2-33
Q
「端末接続履歴一覧(過去)」に、端末接続履歴が大量に保存されてしまう機器があります。
A

NetSkateKobanは、異なるネットワークセグメントで同じMACアドレスの端末が検知された場合に、"端末がネットワークセグメントを移動した"(以下、「端末の移動」)と判定します。

「端末の移動」の具体的な判定条件と結果は以下の通りです。

条件1 条件2 条件1のあとに条件2が発生したときの結果
監視ネットワーク1で(MACアドレスA - IPアドレスa)端末が検知される 監視ネットワーク2で(MACアドレスA - IPアドレスb)端末が検知される
  • (MACアドレスA - IPアドレスa)検知端末情報の接続ステータスが「終了済み」に更新されます
  • (MACアドレスA - IPアドレスb)検知端末情報が新規に追加されます

 

複数のVLANを利用している場合、ルータ、レイヤ3スイッチおよびサーバマシン等において "各VLANのレイヤ3インターフェースのMACアドレスは同一" かつ "各VLANのレイヤ3インターフェースのIPアドレスは異なる" となることがあります。

これらのインターフェースが検知されると、「端末の移動」判定が続けて起こるため、端末接続履歴にレコードが大量に保存されます。

NetSkateKobanマネージャで以下の設定をすることで、端末接続履歴の大量保存を防ぐことができます。

1. 「ツール > Kobanブラウザ > 端末接続履歴一覧(過去)」から「端末接続履歴一覧(過去)」を表示します。
2. 表示中の一覧から、端末接続履歴が大量に保存されてしまうルータ、レイヤ3スイッチおよびサーバマシン等のMACアドレスを確認します。
3. 「設定 > マネージャ設定 > 例外MACアドレスの登録」から設定画面を表示します。
4. 2で確認したMACアドレスを、「例外MACアドレスリスト」に追加します。

※ 「例外MACアドレスリスト」に追加したMACアドレスはNetSkateKobanの監視対象からは除外されます