設定例として、ある監視ドメインにおいて、特定の IP アドレスを利用している端末のみを“端末自動登録”し、それ以外のIPアドレスを利用している端末については“メール通知”するという場合のポリシー設定について説明します。
この場合、以下に説明する2つのポリシーを登録することになります。
(1) “特定IPアドレス”の適用条件への登録例
特定の監視ドメインに対して、適用したい IP アドレスを “==” の条件とし、個々の条件を OR で結合する様に登録します。
具体的には、まずはじめに監視ドメインの条件を登録し、その後、各 IP アドレスの条件を登録する際に、登録した監視ドメインを選択した後に、個々の IP アドレスの条件を AND で追加していきます。
この場合の適用条件を論理式で表現すると、以下の様になります。
(“Domain-A” AND “IP1”)
OR (“Domain-A” AND “IP2”)
OR (“Domain-A” AND “IP3”)
(2) “特定IPアドレス以外”の適用条件への登録例
特定の監視ドメインに対して、除外したい IP アドレスを “!=” の条件とし、すべての条件が AND で結合する様に登録します。
具体的には、まずはじめに監視ドメインの条件を登録し、その後、1つめの IP アドレスの条件を登録する際には登録した監視ドメインを選択して AND で追加を、それ以降の IP アドレスは、最後に追加した IP アドレスの条件を選択した状態で AND で追加していきます。
この場合の適用条件を論理式で表現すると、以下の様になります。
(“Domain-A”) AND (NOT “IP1”) AND (NOT “IP2”) AND (NOT “IP3”)