PostgreSQL との接続エラーが発生する原因としましては、主に以下の様な場合が考えられます。
(1) PostgreSQL が起動していない
(2) PostgreSQL と通信が出来ない
(3) PostgreSQL のアクセスコントロール(pg_hba.conf)による接続拒否
(4) NetSkateKoban の db.properties に設定した DB 名とパスワードが、PostgreSQL に作成した DB 名とパスワードと異なっている
(1) については、Windowsの場合は「タスクマネージャ」の“プロセス”タブを表示し、postgres.exeというプロセスが起動しているかを確認してください。
(2) については、DB サーバマシンとマネージャマシン間の疎通、ファイアウォールの設定、マネージャの db.properties ファイル内の DB サーバの IP アドレス設定等をご確認ください。
(3) については、postgresql の動作ログをご確認ください。以下の様なメッセージが記録されている場合は、pg_hba.conf のユーザ名やデータベース名が作成した Koban データベース名とデータベースのオーナー名と対応しているかどうか、db.properties ファイル内のデータベース名とユーザ名に誤りがないか等をご確認ください。
例)
C:\Program Files\PostgreSQL\8.2\data\pg_log\postgresql-2007-11-14_120052.log
メッセージ:
2007-11-14 12:02:02 FATAL: no pg_hba.conf entry for host “127.0.0.1”, user “KobanUser”, database “Koban20DB”, SSL off
(4) については、PostgreSQL の動作ログをご確認ください。以下の様なメッセージが記録されている場合は、Koban データベースに設定したパスワードと、db.properties ファイル内に設定したパスワードが異なります。
例)
C:\Program Files\PostgreSQL\8.2\data\pg_log\postgresql-2007-11-14_120052.log
メッセージ:
2007-11-14 15:05:45 FATAL: password authentication failed for user “KobanUser”